いつも作業中はポッドキャストやSpotifyでお気に入りの番組を聴いておりますが、先日生徒さんにSpotifyのコテンラジオという番組を教えていただき、すっかり心を掴まれました。
これは気になる歴史上の人物を深掘りしていく番組。
2年ほど前の回でアンパンマンの作者やなせたかしさんの人生を全6話で深掘りしていたのですが、本当に面白く、感動したのでここに残しておこうと。
やなせたかしさんが本物のアンパンマンだった!
ちょうどそのラジオを教えていただいたのが3.11の日で。
レッスン前に演奏のお仕事があり、バタバタと片付けをして準備している時に、あれから15年かーとふと考えておりました。
東京で大震災の揺れを経験し、それまでの生活も人生観も考えさせられることが多々あり、この震災をきっかけにバンド活動に終止符をうち、夫は津軽三味線の世界へ転向を決め、私達の今があります。
あの頃、音楽をやっている場合なのかと問うたり、何か出来ないかともどかしくなりながらも被災地の現状に目を伏せたくなったりしていたのを思い出します。
ここでやなせたかしさんの話ですが、戦争を体験され人生後半でアンパンマンを世に出した後、94歳で亡くなるまでとにかくアンパンマンを描く忙しい日々を送っていた彼が92歳の時、東日本大震災が起こります。
もう身体も老体でそろそろ引退させてくれないかと言っていた頃。
被災地のラジオではアンパンマンのマーチを流してほしいとリクエストがあり、その後大反響を呼び、連日流していたそう。
子ども達がラジオに合わせて大合唱したり、それをみた大人達も感動して涙したりしている話を聞いて、やなせたかしさんは生涯アンパンマンと共に心に傷を負った子どもたちを元気づけて励ますことを決意し、ポスターを作ったり被災地でチャリティコンサートをしたりと、亡くなるまで元気を送り続けていたとのこと。
アンパンマンマーチの歌詞も戦争を体験したやなせさんならではの言葉で、実際に自分の身体に鞭を打って被災地の人達に力を与えていたと思うと、やなせさんがアンパンマン本人だと思ってしまいます。
やなせたかしさんの人生、知っている方も多いと思いますが、ぜひこのラジオ聴いてみて下さい📻
♪なんのために生まれてなにをして生きるのか
こたえられないなんてそんなのはいやだ
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君はいくんだ ほほえんで
そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
たとえ胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン やさしい君は
いけ!みんなの夢 まもるため♪
音楽の力、言葉の力、絵の力、人の力、生きる力。
誰かに喜んでもらえることは生きる力になる。
今年残り9ヶ月ほどですが、自分に出来ることをしっかりとやっていこう。
3.11 黙祷と祈りを。