ジェーン・スーおすすめ本「介護未満の父に起きたこと」

今日は突然の豪雨と雷に翻弄されましたが、雨宿りされていた三味線の生徒さんとお話をするきっかけになり、それはそれで貴重な時間でした☺️

皆様は大雨の影響、大丈夫でしたでしょうか。

久々に猫と音楽以外のお話になりますが笑

ここ最近の楽しみはポッドキャストでコラムニストジェーン・スーの番組を聴くこと。

彼女を知ってまだ1年ほどですが、生徒さんからおすすめされてすっかり虜になってしまった私です。

フリーアナウンサー堀井美香さんとの番組「OVER THE SUN」

雑談の人 桜林直子さんとの番組「となりの雑談」

こんなに人が抱えるモヤモヤを上手く言語化できる人はいるだろうか、と思えるほど、面白おかしく繰り広げられるトークにいつもわかるわかると気持ちがスカッとします。

聡明でハッキリした物言いの彼女の強さはどこからくるのだろう。

興味の湧く人というのはバックボーンを知りたくなります。

独身で一人っ子。年も私より3歳ほど上でほぼ同世代。

20代前半で両親が同時に入院となり、就職した会社を入社してすぐに介護求職する経験をしていると知り、この時点でもうすごい。

その後、母親を早くに亡くされたことはポッドキャストでも良く話に出てきていましたが、魅力の根源を求めて先月2冊ほど彼女の本を購入してみました。

1冊は先月出版された「介護未満の父に起きたこと」

私も3年前に義父の入院、義母の認知症からの介護認定、対応に奔走した経験はありますが、この本は介護認定される前の父親、悩みや課題、出来ること出来ないことについて色々と考えさせられる内容で。

ペットボトルの蓋が開けられない、サランラップをうまく剥がせない、物忘れ、注意力低下、筋力、体力問題、心配は誰もが通る道。

仕事をしながら子として感情ではなく、ビジネスライクな対応でうまく立ち回れるか。

そうは言っても親と子は別人格。

不安がイライラになってぶつかったりうまくいかないことだらけ。

あっという間に200ページ読み終えてしまうほど面白かったです。

後で知りましたが、吉田羊主演のドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」は彼女の著書をドラマ化したもの。

ドラマはNetflixで全話みてかなり感銘を受けたのですが、ジェーン・スーがモデルであることがわかってから改めて見直してみました。

生きていれば綺麗事だけじゃなく酸いも甘いもあって、それも含めてそれぞれの人生をどう生きて死ぬか。それぞれの立場での感情もまた赤裸々で面白い。

普段人には話さない自分の中だけで大事にしている感情、潜在意識もあったりしますが、今回本とドラマとポッドキャストが繋がって、ジェーン・スーの魅力を知れて、今後の自分のためにも良い時間でした。

本もドラマもポッドキャストも気づきが沢山。

言葉の魔術師的な彼女の他の著書も少しずつ読むのが今後の楽しみです♪

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