NHKの番組は生きていく上で身近で役立つ内容が多く良く観ますが、中でもクローズアップ現代+は特に好き。
司会の武田真一アナウンサーは20年前からニュースキャスターとして知っていましたが、最近イイ感じに歳をとられて、司会をされながらも人間らしい面が垣間見られつい見入ってしまうのです。
4/16のクローズアップ現代+のテーマは「おやのお金を使えない!?」
これは武田真一さんも突然亡くなられた父親の話からご自身が直面された問題として語られていましたが、突然死、認知症で判断力がなくなってからでは間に合わない親のお金の管理。
人ごとではない切実な話ですが、一番難しい親のお金の管理の話。
武田真一アナウンサーの話はリアリティがありましたが、アナウンサーのイメージが変わりますね。
今日のクローズアップ現代のテーマは「毒親って!?親子関係どうすれば…」についてでしたが、凄く良い父親そうなのに意外にもご自身の子育てに後悔があると番組中に涙まで!
∑(゚Д゚)
司会者、それも男性の司会者が泣く姿なんて未だ嘗て見たことがなく、肩書きは何であれ皆ひとりの人間なんだなぁと当たり前ですが親近感。
こういうテーマは大体が毒親と呼ばれる親非難の話になりますが、武田真一さんの親側目線からの訴えによって、子育てを一生懸命されてきた親側の気持ちに寄り添ったものでもあり、視野が広がりました。
本当の毒親は親に責任があると思いますが、親もひとりの人間。
人間の愛憎は表裏一体。
複雑であり、だから心理学は興味深い。
多面的に物事を考えられる人間でいたいものです。
武田真一アナウンサーをゲストとして「SWITCHHインタビュー達人達」も観てみたい。
対談の相手はどの道の達人でも面白くなりそう^^