7本指のピアニスト西川悟平さん。
パラリンピックの閉会式でもピアノ演奏を披露された方で有名ですが、こちらのドキュメント番組ではピアニストというだけではなくて、人として素晴らしい考え方、行動力、大切なことを学ばせて頂いたので自分の記録として残しておこうと思います。
"最悪な出来事もちょっとした考え方と行動で最高に変わる"
凄いピアニストは幼少期からピアノを学んでいると思われがちですが、西川さんは15歳からスタートされています。
そういったコンプレックスを払拭し、音楽大学へ進み、卒業後はNYで活躍されるピアニストに。
絶頂期と思われた20代後半にジストニア(筋肉の病気)にかかり、一生ピアノを弾けないと医師から告げられ、アイデンティティを失いかけた時期を過ごされたとのこと。
この道に戻るきっかけは純真無垢な子ども達。
子どもというのは大人のように難しいことを考えず、細かいことを気にせず、楽しいを素直に楽しいと表現できちゃう。
動く指で弾いたきらきら星で子ども達が歌い、全力で喜ぶ姿をみて、出来ることに目を向けられこの世界に戻ってこられたと話されていました。
ないものに固執せず、あるものに目を向けて作り出された賜物ですね。
"最悪な出来事もちょっとした考え方と行動で最高に変わる"
経験された方のリアルな言葉は刺さります。
私も音楽の道で生きてきて、ジャンル問わず色々な音楽を聴いたり演奏したりしながら、常に向き合っている問い。
"音楽が人の心へ届くために、本当に必要なものってなんだろう"
技術はもちろん必要ですが、それだけではない。
この動画は今のこの不穏な世の中で生きていくためにも必要な"生きる力"を教えてくれます。
西川さん、3月に岡山でコンサートされるとのこと。
生で聴いたみたいですね🍀
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色々大変な毎日ですが、ひとつのやり方に固執せず、変化させながら乗り切りましょー!