高校生になってピアノを始めたSくんのレッスン。
きっかけは小学生から通っている生徒さんの同級生からの紹介。
保育士への進路を考えてのスタートでしたが、"やらなければ"というよりもとにかく音楽が好き。
これは本当に上達の秘訣なのです😋
素直さも秘訣の1つだなぁというのも日々のレッスンで感じること。
最初はみな初心者です。
演奏する時のフォーム、指番号、脱力のコツ、全て簡単なことではありませんが、必ずそこには理由があって最初はそれを理解することってなかなか難しいもの。
言われることを丁寧に何度も繰り返しやっていく中で、ある時突然「そういうことか!」というのが解るタイミングがきます。
やっていれば絶対にきます。
そこに到達する前に、焦ったり面倒くさがったり嫌になってやめる人もいますが本当にもったいないなぁと😭
単純に「わー!なんて綺麗な和音!」「かっこいい!」「そんな風に弾きたい!」
キラキラした顔で感動する生徒さんのレッスンは私も嬉しくなるし相乗効果で楽しいレッスンになります。
そして上達する。
レッスンのやり方は無数にあって、1つの道にそぐわないからダメというわけではないです。
どんなレッスンでも、とにかく"音を奏でることが楽しい!"を感じる心が大事。
Sくんにジャズコードを説明した時、響きを聴いてもらった時、キラキラと目を輝かせ、弾きたい曲の一部を自分が弾いている喜びが溢れていて
(そう、その和音を知った時、響きを聴いた時、20代の私も同じ顔をしたのよ!)
そんなことを思いながら、私の原点を感じた7/27。
音楽って、ピアノって楽しい!を生徒さんと分かち合えるのがレッスンの醍醐味ですね。