廣原武美流津軽三味線の櫻根武之です。
津軽三味線教室の講師をしています。
岡山県は岡山市、津山市、井原市。和歌山県の和歌山市でも教室を開講してます。
そして瀬戸内海に浮かぶ直島でも教室が始まります。
どの教室にも言えますが、行く先々の景色がとても楽しくて新鮮です。
津軽三味線を弾きたいと思われている方に伝えていきたいとはじめたこの仕事。
やり甲斐と責任を感じながら毎日を過ごしています。
入門教室として行ってますが、最近、生徒さんの傾向として右手の修正能力が高い人と、左手の修正能力が高い人と半々に分かれているように感じてきました。
左手は糸(弦を糸といいます。)押さえる方。
人差し指の爪や、指先を利用したりします。
ギターやピアノとは違い、指の独立運動をあまり利用しない独特の使い方もまた難しい。
これを割と早く出来る生徒さんもいます。
右手は撥。これも日常生活の中ではほとんど使わない掌の筋肉が必要です。
この撥の振り方も、よくウチワを扇ぐよう振るなどと言われたりしますが、これは一部の方にとっては間違いになります。腕の使い方も一人一人違うのです。
弾く(叩くとも言います)場所など気を付けないといけない事が盛りだくさんです。
この右手の修正の方が得意な方もいます。
これは利き手とも関係はないようです。
まぁ修正とはいってもいきなり全部出来るものではないですけど、どちらか得意とする傾向があるなぁと気付いたという今回のお話でした。
ご講読ありがとうございます。
明日も1日精一杯いきましょう!