客観的に自分の普段の姿勢を見ることは難しいものですが、ピアノを楽に気持ちよく演奏するために重要な要素の一つが姿勢。
レッスンでもピアノを弾く姿勢についてお話することがありますが、よくあるのが「猫背」「反り腰」
生徒さんに伝えると自分では気づかなかったと言われます。
猫背も反り腰もどこか身体が緊張していて脱力出来ないため、良い音を出すことは難しい。
違いに気づいてもらうために、生徒さんにピアノの横に立ってもらい私が3つのパターンをお見せしています。
正しい姿勢でリラックス 体幹も鍛えよう
①正しい姿勢 (背中にも力みはなくリラックス)
床に対して骨盤が垂直に立っている状態
②猫背
どっしりとお尻を椅子につけすぎ背中が曲がっている状態
③反り腰
背中が反って力みがあり、腕の角度も曲がりすぎ(脇も締まりがちで窮屈)
演奏中に時々反ったりはありますが、基本ずっと反り腰のままだと腰も痛めてしまうし何より良い音を出すことは難しい💦
①の床に対して骨盤が垂直に立つ姿勢がしんどいと生徒さんに言われ、試しにつま先立ちで立ってもらうと身体がグラグラと動いて安定しない状態に。
大人のバレエ教室に通っている時にこのつま先立ちの安定感だけは褒められましたが、おそらくピアノで自然と体幹を鍛えていたのだろうと気づきました。
ピアノはただ座って弾いているように見えますが、身体全体を使っているので体幹は必要。
反り腰も腰に注意が行きそうですが、足や背中が硬いことが原因だったり、骨盤(仙骨)のズレや筋肉の衰えも関係してきます。
ピアノの姿勢を矯正することは普段の身体にも役立つんじゃないだろうかと生徒さんに体幹鍛えもお伝えしました。
自然と出来ているとどこにどう気をつけたらよいか、何をすることが必要かなどなかなかアドバイスが難しいのできちんと身体のことを勉強し直さなければと思った8/25。
座った時、頭のてっぺんからへそ下の丹田まで軸がまっすぐ通っているイメージをもつのも良いですね。
ピアノを通じて姿勢を意識して体幹を鍛えることで健康な身体になったら更に嬉しいですね😊
私も以前読んでいた本をもう一度見直してみよう💪🏻