櫻根座のピアノ教室に通う子ども達。
小学生だった子が中学生、高校生になり、一緒に時を重ねてきた感。
半分以上の子はオープン時からずっと通い続けているのでふとした瞬間に成長したなぁと感慨深くなります。
心配事も悩みも増えてくる年代になってきて、時々悩み相談室に変わるわけですが
子どもが何か話したそうにしている時はSOSの兆し。
そんな時は「そんなことはいいからピアノ弾いて」は言わないようにしています。
心につっかえ棒があるまま、は集中が難しい。
まずはつっかえ棒を取るところから🙌🏻
床に座ったりリラックスして話すモードに。
今日はそんな子が多かった日。
学校で抱えている問題を話してくれた時「それってどういうこと?」と投げかけると、みんな自分の気持ちや考えをしっかりと自分の言葉で返してくれるようになっていることに気づきます。
もっと小さい時はこんな風に言葉に出来なかったし、何にもやもやしてるかもわからなかっただろうなぁと。
この瞬間は「あー大人の階段を上ってるんだなぁ」と嬉しくなる私です。
大学はピアノや聴音の専門スキルで入学してはいますが、専攻は教育学部の中学音楽。
元々学校の先生になるつもりはなかったので教壇に立つのは教育実習だけと思って実習を楽しんだのを思い出しますが、今になってその経験はちょっとは活きているなぁと。
教育だけではなくて、何をするにしても「何のためにその言葉を発するのか」って大事。
教育の場合は子ども達の自主性や考える力を養うためには大人が出過ぎてはいけない。
最後に困ったらアドバイスをする、助けになる立ち位置が上手くいくように思いますね。
そんな話をしながらお互いの意見を言い合う内にみんな表情が変わってきて心が晴れていくのがわかります。
「どんな時もあなたの味方ですぞ」の姿勢でこれからも生徒さん達の成長をみれたら嬉しいなぁと思った日。
何でも話してごらんにゃさいの座布団座長さん笑