出逢った頃はこんなに長い付き合いになるとは思わなかったよね、なんて人、いますよね。
毎日連絡を取り合わなくても、定期的に会っていなくても、ぽっと連絡とったりいつもどこか心の中にいたり。
ご縁はどちらか一方の想いだけでは繋がらないもの。
だから尊い。
20代後半に出逢った音楽プロダクションの社長とは当時は所属バンド、アーティストと社長という関係でしたが、ありがたいことに今はあの頃とは違った形でずっとお付き合いが続いています。
色々迷惑かけたなぁとか、今では笑い話ではありますが、振り返れば貴重な時間。
その社長から、当時、同時期に所属していたバンドの解散ライブの連絡が入った9月。
スケジュール的に厳しいなぁと思いながらも、わざわざ岡山にいる私達にまで声をかけてくれた社長の想いを受け取って、先日急遽東京へ。
バンドの世界からは離れた私達ですが、社長はもちろんお世話になった関係者の方々や当時所属していた仲間達との再会は正直想像以上に嬉しくて、当時のしんどかったり苦しかった記憶も含めて、このプロダクションに所属して本当に良かったと思えた時間となりました。
それぞれが選択した道を生きてきた先の再会。
解散ライブは最後まで観れないまま終電の新幹線で岡山へ戻りましたが、少しの時間だけでも仲間達と同じ空間にいれたことが幸せでした。
お世話になった会いたかった方の訃報に、あの時なんで挨拶に行かなかったんだろうと後悔もありましたが、それもまたこれからの人生に大切なこととして受け止めようと話しております。
会いたい人には会いに行こう。
GLASS TOP、20年間お疲れ様でした。
終わりは始まり。
良き人生を!