私はピアニストとして結婚式、パーティー、イベント、コンサート、様々なところで演奏してきましたが、今日は人生初の葬儀演奏のお仕事をさせて頂きました。
故人が好きだったリクエスト3曲、他バックミュージックを心を込めて。
昨日のブログでも触れましたが、いくつになっても母は母。
大往生のおばあちゃまでしたが、60代、70代の方もこのおばあちゃまの息子さん、娘さん。
色々な思い出を共有され、小さい頃が必ずあります。
もう今は家族みんなで住んだ懐かしい家はなくなっていることを知り、心の中にきっと残っているだろうと、任されたバックミュージックは「ふるさと」を弾かせて頂きました。
ピアノを弾くこと、今まで学んできたこと、経験してきたこと、こういう形でお役に立てることは本当に光栄なことと感じ、何だか色々考えさせられた仕事でした。
最近、介護施設演奏や人の最期に立ち会う機会に触れ、大げさかもしれませんが「生きること」を余計に考えます。
人は100%死にます。死なない人なんていません。
だからどう生きるか、が大事なんだろうなと感じます。
誰のためでもなく、自分のために。
人生一度きり。
長さじゃなく、どう生きたか。
納得できるか?
楽しかった?
やり残したことは?
人の価値観じゃなく、自分に問えば、今の答えが、これからの道が見えてくる気がします。
真面目に書いてしまいましたが、明日は七夕。
短冊に想いをこめて。
今日は生徒さんがわざわざ短冊を書きにきてくれました。嬉しい^^
どなたも短冊書き大歓迎です。明日もどうぞ。