何を大事に生きるかは人それぞれ、ならば…

家庭環境、職経験、人生経験、十人十色。

それぞれの価値観は育ってきた環境、出逢ってきた人、経験の中で作られていきますが、だからこそみんながみんなわかりあえないのは当たり前。

有意義な楽しい人生を生きるためには大事にするものが同じ人と出来るだけ時間を共にすればいいんだと思います。

たかが習い事、が人生を変えることも

学生時代にピアノの先生から怒られすぎてその後ピアノが嫌いになり、大人になってもう一度趣味で、とレッスンに来られた方がいます。

レッスンに通われて2ヶ月。先日レッスン後に

「初めてピアノが本当に楽しいと思えました^^」

と笑顔で言われ、トラウマを払拭できた感。

思わずガッツポーズですよ٩( ᐛ )و

大人のピアノレッスンの醍醐味。

人生の大半をピアノ嫌いになってしまうなんて本当にもったいない。

たかが習い事、ではあるかもですが、先生の役割は大。

価値観の合う先生と良き時間を

ピアノレッスンをする講師の悩みサイトなど、参考程度に見ますが、私とは価値観の違う先生、親御さんももちろんいます。

「クラシックを弾きたがらない、基礎本を弾かずディズニーの曲ばかりを弾きたがる子どもの生徒に手こずる」

「ピアノ習ってどうしたいのか、とことんやる気があるのか、しっかりした方でないと教えないことにしました。音楽を、軽々しく考えてる人に教えたくない。
音楽を後世に伝えていく一人として、質の高い教室にしていきましょう。」

音楽を後世に伝えていくとは何でしょうか。質とは何でしょうか。

技術の高い生徒が多いということでしょうか。

クラシックの世界では言っている意味はわからなくもないですが、やはり疑問が残ります。

しかし、この先生がいいという生徒さん、親御さんもいるわけで、何を大事にするかが同じならそれでOK。選ぶのは生徒さん。

とはいえ、子供さんは選べないですから親御さんがお子さんとのコミュニケーションを沢山とって気持ちを聞いてみるって大事ですね。

厳しくても愛のある先生であれば伝わりますから。

なにはともあれ、ピアノの楽しさや音楽の楽しさなんて自分が感じる楽しさが基準。

正解なんてないんです。

私はピアノ講師の仕事についていますが、小学生の頃から特に基礎のテキストもそんなに嫌でもなく、あれも弾きたいこれも弾きたいでそれなりに弾けるようになっていました。

ピアノの道で生きていくのかいかないのかは、ある程度、子どもの頃に見えてくると思います。

子どもが練習したがらない、基礎本に抵抗を感じるなら、それこそ違う楽しみ方を見せてあげるのも私の役割だと思っています。

その子の可能性はもしかしたらクラシックピアノじゃなく作曲で伸びるかもしれない。

ロックやジャズを聴かせたらこんな音楽もあるんだ!と感動して目覚めるかもしれない。

レッスンでよく音楽鑑賞しますが、逆に教えてもらうこともあります^^

音楽は幅広くて楽しいんだよ、ということ。

あなたは色んな可能性を持っているんだよ、ということ。

これは子どもだけではなく大人も同じかもしれませんね。

講師として何を伝えたいのか、教室運営するものとしても何を大事にするかは私達がぶれなければ良く、後は生徒さんが選ぶだけ。

櫻根座に通う皆さんが、有意義でいい時間を過ごしていけるよう健康に気をつけて日々精進!ですね。

 

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