清心温泉 感謝とともに

出逢いはタイミング、ご縁は波長。

岡山に移住する前に友人の紹介で出逢った清心温泉の番頭さん。

無理言って清心温泉の常連のお客さんに声をかけて頂き、草野球の対戦相手をして頂いたのが始まり。

出逢いから約3年半。

岡山に移住した後も家族で何度も銭湯に入らせて頂き、お風呂上がりには三味線を演奏させて頂いたりといい時間を沢山頂きました。

そんな中、昨年11月に火事で全焼。

銭湯だけではなく、家族との想い出の家を失くされた番頭さんやご家族の気持ちを考えるとかける言葉がなく、出来ることがあったら言って下さいとしか言えず。

普通はここで終わってしまう。

ここで終わらせたくない、番頭さんをもう一度番頭に立たせたいという常連のお客さんや全国の清心温泉ファン、番頭さんの息子さん達が立ち上がり、清心温泉復活に力を注がれ、探偵ナイトスクープで取り上げられたり、清心温泉復活基金、クラウドファンディングなどの募金活動を行われてきました。

田舎の一銭湯の再建に500万以上の募金が集まるって信じられますか?

これだけの人が動かされたわけで、改めて番頭さんの人間力を感じた数ヶ月。

この度、募金額が目標に達しなかったことから、番頭さんは銭湯の再建はしないという決断をされました。

私は何か出来ることがあれば、と伝えながらも、銭湯を再建をする募金活動は側からしか関われませんでした。

結局、復活について私自身考えがまとまらなかったのもあります。

しかし、連日の皆さんの努力を思うと頭が下がる思いでした。

募金は全て返金されるとのことで、大変だと思いますが、やれるだけやりきった後の番頭さんが出される決断を尊重して、番頭さん、息子さん達のこれからを応援していきたいと思います。

番頭さん、お忙しいのに、こんな私達のことまで細かくブログに書いて下さいました。

津軽三味線は清心温泉の風物詩

今まで情熱の湯で幸せを沢山頂きました。

感謝とともに、お疲れ様でした。

長い間みんなに幸せをありがとうございました!

そして、これからも変わらず櫻根座と仲良くして下さい^^

解体され形は無くなってしまいましたが、心の中ではずっと清心温泉は不滅です。

番頭さん、ご家族、皆さんに幸あれ!

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