アリス=紗良・オットが倉敷に🎹😊

「先生!アリスの倉敷のコンサートチケットとれたんですー!」

生徒さんのレッスンでの第一声😊

アリス=紗良・オットの魅力

ドイツ人のお父さんと日本人のお母さんを持つハーフのピアニスト:アリス=紗良・オット。

3年前、まだ30歳の若さで多発性硬化症と診断されたというニュースを見て驚きましたが、その後も精力的に活動されていることが本当に凄い。

とにかく美しくカッコイイ女性。

彼女を魅力的だなと感じる理由の一つはクラシック界にいながら多面的な見方が出来るところ。

昨年9月の記事ですが、"かてぃん"こと角野隼人さんとクラシックを演奏する意味、現在のクラシックのあり方を考える対談がとても興味深く、共感でき、お二人の深さを感じるものでした。

テンプレートのあるプログラム構成、どこか敷居の高い雰囲気とシーンと張り詰めた空気感、実は私も苦手😅

今は音楽を聴く媒体も増えてジャンル問わず好きな曲を集めて自分のプレイリストも作れる時代。

お二人のSNSでの発信や枠にとらわれないコラボなどによって、クラシックに馴染みのない世代や大衆にクラシックの魅力が伝わってきているのは間違いないですね。

対談の記事にもありますが、アリスの人としての魅力がよく解る話。

中国の都市でほとんどクラシックを聴く習慣がなかった人達を前にコンサートをした時、彼らはおしゃべりしたり携帯をいじったりしていたそう。

プロモーターが終演後に謝りに来た時、彼女はお客さんを責めることもなく自分がアプローチを変えるべきだと。

そして次のコンサートで演奏前に聴衆に向けてクラシックの聴き方などお話をしたとのこと。

現地の学生さんに通訳してもらってそれを伝えただけで、最初から最後まで完璧な静けさで、お客さんからは「初めての経験で嬉しかった」とまで👏🏻

聴衆を過小評価するのではなく、己のアプローチの仕方を見直せるアーティストって本当に素敵だなと思います。

演奏の技術だけではなく人間力も一流。

そんなアリス=紗良・オットさんが5月に来日。

5月20日(金)倉敷市民会館でコンサート情報はこちら💁‍♀️

 

 

 

 

 

 

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