アンパンマンの作者やなせたかしさんの名言。
人間が一番うれしいことはなんだろう?
「長い間、ぼくは考えてきた。そして結局、人が一番うれしいのは、人をよろこばせることだということがわかりました。実に単純なことです。ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい」――『もうひとつのアンパンマン物語』
本当にそう思います。
最初は自分の「楽しい」自分の学びのために始めたピアノも、そのうち人に喜んでもらえる喜びに変わっていき、今があります。
自分が学んだことで誰かが喜ぶ。
もっと身近なことで言えば、自分が作った料理を美味しいと食べてもらえることも、掃除や洗濯の家事に「ありがとう」と言われるだけでも、やったことが喜んでもらえる、感謝されることは嬉しい。
「喜ばせごっこ」で人生は間違いなく豊かになるなぁと日々の人との関わりの中で感じます。
だから「ありがとう」の言葉も喜ばせごっこにとっても大事^^
やなせさん、94歳で亡くなられてますが、人生、90歳からおもしろい!とまで言われていた方。
喜ぶ心と年齢に囚われないチャレンジ精神、学ぶこといっぱい。
演奏は技術と心で
介護施設での演奏で歌を一緒に歌う時は必ず笑顔で利用者さんと目を合わせます^^
にっこり返して下さる方もいれば表情がなかなか出ない方もいますが、必ず想いは伝わっていると思っています。
そこに意識を持っていくためには手元はほとんど見ず、もちろん楽譜も見ずに演奏出来なければいけません。
技術の向上だけではなく、相手を敬う気持ちを忘れず。
岡山マツダでのピアノ演奏もただのBGMのようで、お客様の層を見ながら喜んでもらえそうな曲をその場で選択します。
もちろん自分の好みもありますが、やっぱり喜んで欲しいという想いはどの現場でも同じ。
喜んでもらえる笑顔をみるのが嬉しくて日々鍛錬。
技術も心も磨いて、喜ばせごっこをしながら楽しく生きていきたいものです^^