潜在意識に触れた夜

「君の名は」
今話題の映画。

みんながイイというので、1人でフラッと仕事帰りに寄りました。

結論から言うと、1人で観てよかったです。観た後にじっくり自分と話をした感。

内容についてはまだ観ていない方のためにも詳しくは書けませんが、むしろそれ以上に自分が感じたこと。

1年経とうとして気づくというのは遅いようで、多分こういう感情は1年後だからこそなのかもしれません。

「君の名は」の舞台は東京と岐阜。
東京は架空の景色ではなく、今のそのままの景色。

新宿、渋谷、四ツ谷、代々木、総武線、満員電車、人混み、高層ビル、東京タワー…

突然、映画を観ながら胸がキューッと苦しくなり、泣くシーンでもないのに何故か泣けてきてそんな自分に驚きました。

やっぱり東京は私にとって今でも特別な場所なんだなと。人も街も。

バンド時代にお世話になった人から久しぶりに連絡を頂き、余計に心の中にあの頃の自分を思い出していたのかもしれません。

人間というのは不思議なもので、普段きっかけがなければ自分の潜在意識に眠る感情や想いに気づかないもの。

よく理由がわからない、悲しいでも辛いでもない、でも上京したての時とも違う、不思議な涙。

真っ暗なバス停からの道のりを、月明かりを頼りにゆっくり歩きながら思いにふけって帰りました。

東京の生活に戻りたい、は言ってはいけない言葉だとずっと自分の中にあったように思います。

自分で決めたこと。でもやっぱりこの1年、どこかにずっとあったのかもしれません。

そんな自分に気づいて、久々にスッキリしました。

こういう時間が今の自分を作ってくれる。
夫が和歌山にレッスンにいっている間は自分メンテの時間です笑

何でもそうですが、同じものを観てもみんな感じ方が違います。
東日本大震災時に東京にいたことも関係してか、苦しく感じるシーンもありましたが、「君の名は」はいい映画です。

今度観るときはまた違った気持ちで観れるかもしれません。

そろそろ東京いくかね(^^)岡山でしっかり土台を作っていくためにも。

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