なりきりピアニスト機能からのヒントで改善!

昔、楽器店でピアノレッスンしていた頃は電子ピアノでのレッスンでしたが、この電子ピアノの機能は年々グレードアップしていて凄い!

当時、機能を使ってかなり遊べましたが、中でも「鍵盤で遊ぼう」という機能で「なりきりピアニスト」という項目がありましたがこれが本当に凄いのです(๑˃̵ᴗ˂̵)

選択曲は壮大なピアノコンチェルト、クラシック、ポップス、ロックとジャンルも色々。

好きな曲を選び、バックミュージックに合わせてリズムだけ合わせて適当に鍵盤を弾くとどこを弾いてもその曲になる!

曲さえ知っていれば楽譜の読み方も鍵盤の位置も知らなくてOK。

楽譜を読むことになれていない方は読みながら弾くという動作をすると手首や身体全体が固まったままになって脱力の感覚を掴みにくい。

まずはイメージ!

という遊びです^^

身体に力が入っていない気持ちよく弾く感覚がどんなものかを少し体感してもらう。

大袈裟なくらい身体全体を使い、考えすぎずにリズムに合わせて弾いてみる。

大きな舞台でピアノを気持ちよく弾いているイメージで。

イメージって本当に大事なんです。

子どもは自然に遊びでこれをやりますが、大人は頭から入ってしまうことが多くなかなか難しい。

恥ずかしいとか、余計なものが邪魔をします。

人は自分の感覚が普通になるので、最初は違和感だったりしますが、身体の感覚が段々わかってきた!となります。

今は生ピアノレッスンですが、昔のこの電子ピアノの機能を使ったレッスンを思い出して大人の方に試したところ、驚くほどの変化が!!

(*⁰▿⁰*)(*⁰▿⁰*)

ある程度、譜読みが出来て、後は手首や身体全体の力みだけというところで、手首、肘、上半身を動かしたり解放のイメージを伝えたところ、見違えるほど改善!

アドバイスしようかなと思っていた別のフレーズも直ってしまい、あまりの驚きと嬉しさで2人で大喜びした1/19。

生徒さん本人が弾くのが楽になったと実感できたようで、本当に嬉しい瞬間でした。

大人になってからでは既についてしまった弾く時の癖は直らないんじゃないかと先生自体が思っていることがありますが、直るんだと教えてくれたいい事例。

これはアドバイスをしっかり聞いて焦って先々進まず丁寧に弾き、粘り強くついてきて下さるから出来たこと。

ちょっとした「出来た」を喜ぶ力は大事ですね。これは自己肯定にもつながります^^

何でもそうですが、一緒に考えたり試したり喜んだり、そうやって生きれたら人生楽しい^^

チャレンジ、喜ぶ力で豊かな人生を!

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