東日本大震災から10年。
毎年この日は当時のことを思い出します。
2011年3月11日は私達は東京に住んでいました。
たまたま仕事が休みで1人部屋にいた時に突然の揺れ。
棚から物が落ち、思わず外に飛び出すと当時住んでいた2階建のアパートが左右に見たこともない揺れ方をしている。
隣のアパートのブロック塀も、しなるように揺れていて今にも崩れそうで、電信柱も地面もあり得ない揺れ方なのに、お年寄り達が電信柱の直ぐ横で悠長に話していて私は1人あたふた。
恐怖で思考がおかしくなったのか、また部屋に戻ってマラソンの格好に着替え、2駅先にある夫の職場まで走りました。
今考えると着替えなくても良かったのに、と思いますが、それだけ動転してたんだなと。
幸い2人とも怪我なく無事でしたが、連日報道される東北の悲しいニュース、その後も続いた余震に心が疲弊していたのを思い出します。
夫は災害ボランティアで宮城に行きましたが、私は咳が止まらず、行くのを断念。
自分が元気じゃないと誰も助けられないということも実感。
音楽のあり方もかなり考えさせられました。
あれから10年。
生きていたら、まさかのことが何度もやってくる。
コロナと震災は比べられないけれど、悲しいことや自分の力じゃどうしようもないことに嘆いてばかりはいられないということを感じます。
沢山の亡くなられた命と残されたご遺族の想いは私なんかには想像できないものではありますが、出来ることは、ただただ一度きりの自分の人生を生きること。
心苦しいことも多々ある毎日ですが、離れていても大事な人達がどこかで元気に生きているというだけで有難いこと。
なんでもない一日も最高な一日!
笑い合える時間を大切にして、やりたいことにチャレンジして、小さいことも感謝して生きよう。
黙祷。
亡くなられた方の想いに寄り添い作られたであろう歌詞。心を込めて「花は咲く」
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