亡き恩師からの手紙で蘇る記憶

23年前、大学の卒業と共にすぐにピアノのレッスン業に就いた私は、教え方を誰に教わるでもないまま即実践で四苦八苦しておりました。

相手は殆どが自分より年上の生徒さんで、クラシックだけではなくジャズやポップスのレッスンも求められ、毎日手探りで必死。

そんな中、大学の代表として岡山県の新人演奏会の出演も決まっており、今考えると余裕がなかった時期だったなぁと💦

そのステージで人生初のハプニングを経験。

まさかの演奏中に止まってしまい、これは本当に焦りましたねー😅

何とか最後まで弾ききりましたが、生徒さんも観に来てくれているし、先生としての威厳もあったもんじゃない話ですが、何故か落ち込むというよりもこれを機に私の中で肩の力が抜けたという不思議な体験。

逆に生徒さんから「先生でもこういうことあるんだと安心しました🙌🏻」なーんて言われ(優しい🥲)その後のレッスンも肩肘張らず楽しく出来たのを覚えています。

しかし、この失敗を亡くなった大学の恩師に伝えていたことはこの手紙を見るまで忘れておりました。

実家で先生からのお手紙を見つけ、日付を見ると23年前の5月。

手書きではなくタイピングの練習を始めたばかりと書かれていたのでパソコンで作成されたよう。

ちょうどこの演奏会の後に書いてくださったお手紙で、「失敗ではなく大きな前進、早い時期に今回のような経験ができたことはとても感謝していいことだと思いますよ」と先生の人柄を思い出すような、そして優しい声が聞こえてきそうな内容でした。

先生も最初は手探りでレッスンされていたこと、教える職業についた私へのエールの言葉が沢山。

ありがたいことです。

あれから20年経った今、当時の先生の年齢を越えているなんて信じられませんが、先生も今の私の年齢で新しい役職につかれたり、色々頑張られていたんだなぁと改めて感じるところあり。

"努力を惜しまないように"という先生の言葉をしかと受け止めてまた頑張ろうと思った4/15。

5年前の8月、演奏のお仕事のためご葬儀に伺えず、改めてご挨拶にと思いながら今までどうしても足を運ぶことが出来ませんでした。

このお手紙を持って今年は伺いたいと思います。

こんな時代だからか、余計に手紙のあたたかさを感じ、大学時代の先生のレッスンを思い出し、卒業演奏で弾いた曲を聴きながら懐かしくなった春日和😌🍀

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