今宵の満月はストロベリームーンというらしい。
特別に月を意識して生きた事もないから聞き逃していたのかもしれないが、ストロベリームーンという呼称は今迄に一度も耳にした覚えはない。
だからきっと珍しい現象なんだろう、とは思う。
そんな珍しい事なんなら、せっかくなので見てやろうと思い空を眺めたが、特別苺の様に赤い訳でもない。
恐らく僕と同じ多くの人が今宵の月を見上げた事だろう。
しかし…
特別な呼称のない満月だったとしても、なんでもない半月の時だって、想像通りの三日月だったとしても、いつだって月は月である。
今回、ストロベリームーンなどとメディアで紹介された事で一時的に注目を浴びたが、それは普段の月があった上で初めて特別視されただけである。
だったら、いつだって特別なのである。
誰しも特別良い時もある。特別悪い時だってある。
結局、どういう状態であろうと、月でも人間でも特別な存在である事に変わりなどないのだ。
…と語ってみる特別なブログ。