介護施設演奏で感じること

今日は昼は介護施設、夜はパーティー演奏。

櫻根座の介護施設キャンペーン、本当にやって良かったと思わされた1日。

私は演奏のご依頼頂く施設は全てご縁だと思って伺いますが、今日は施設の方からも、櫻根座から届いたDMを見て良かったと、毎年来て下さいと嬉しいお言葉を頂きました。

今日の施設はほとんどの方が車椅子。

最初反応があまりなく大丈夫かなぁと思っていましたが、よく見ると三味線に合わせて小さく手拍子されていたり涙ぐまれている方も。

途中各地の民謡を三味線で弾き歌い、皆さんも声を出し、段々と元気に!

ずっと頭を垂れて動かなかった男性が顔を上げ、一緒に口ずさんで下さったんです。

何故かグッときて泣きそうになりました。

歌の力、音楽の力、生の演奏のエネルギー。まだまだ自分達にできることがあると感じた瞬間でした。

ただ演奏するだけではなく、そこにいる人生の先輩方へのリスペクト、笑顔で音楽を一緒に楽しむ姿勢は絶対に忘れてはいけない。

認知症の方は表情がなかなか出なくなり、笑顔も段々なくなってはいきますが、こちらが笑顔でいることを絶対に忘れてはいけないと感じる日々。そのためにも、自分を大切に無理はしないをモットーに過ごしています。

表情には出せなくても心は生きてる。私はそう感じています。

介護施設演奏は教えられることが沢山。

明日もお昼は施設演奏。一期一会を大切に。

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