ジャックと豆の木で伝えたいことって

突然ですが、ジャックと豆の木という話、ご存知でしょうか。

あらすじから言うと

ジャックは乳が出なくなった牛を売ってお金に換えてくるよう母親からお願いされ、売りに行きます。

その途中で出会った男に魔法の豆と交換しないかと言われ、交換。

怒った母親が窓から豆を投げ捨てた翌日、外には空高く伸びる豆の木が!

それに登ったジャック。

空の上には人喰い巨人が住んでおり、巨人の妻に見つかるわけですが、妻はジャックを隠し助けてくれました。

ジャックは巨人が寝ている隙に金貨を盗み、母親の待つ地上へ降り、金貨を使い切るとまた豆の木に登り、今度は金の卵を産む鶏を盗む。

欲が出てきたジャックはまた豆の木に登り、金の竪琴を盗もうとしますが、とうとう巨人に見つかってしまい、豆の木をつたって必死に逃げます。

巨人も豆の木をつたい追いかけてきます。

先に降りたジャックは斧で木を切り、巨人を倒し、母親とその後裕福に暮らすわけです。

もやもやは理由を考えてみる

これを読み終えて何か腑に落ちない気持ちに

(-_-)

相手が巨人とはいえ、これって完全に現実でいえば不法侵入、窃盗、殺人罪じゃないか(ー。ー;)

助けてくれた巨人の奥さんの相手にひどいことをして、自分は母親と幸せに暮らしているただの欲の塊、犯罪じゃないだろうか。

そんなとこに本当の幸せはあるんだろうか。

しかし、童話だし、他に何か伝えたいことが隠されているんじゃないか?と検索。

物語の裏に隠された心理として、牛を売りに行った際に何かよくわからない豆と交換する行動がフューチャーされ

「人生で創造的なことに取り組むときには、他の大勢がやらないことであっても、インスピレーションに従って行動をするのがよい」という人生訓が、物語を使って暗黙裏に伝えられている、と。

インスピレーションに従った、他の人がしないようなことをすることで、新たな可能性が切り開かれていく、と。

ಠ_ಠ

言わんとしていることは解りますが、どんなことがあっても、欲にかられて窃盗してはいけませぬ。

もやもやには理由があり、考えることで自分の価値観がわかり、大事なことに気づけていいかもしれませんね。

良心に忠実に。

ほっとしたのは、この物語には後日談があり

「巨人から奪った宝物で鶏は卵を産まなくなり、袋は金と銀を出し尽くし、ハープも歌わなくなってしまう。
そこで母親が「他人から奪った宝物で幸せを掴もうとしても長続きしない。本当の幸せとは額に汗して努力で掴むものである」と言い、ジャックに麦のタネを手渡し、「この種を立派に育てて御覧。そうすればお前も本当の幸せとはどんな物か分かるよ」とさとす」
というストーリーがある

とのこと。

たわいもない毎日にちっさな気づきがありますねー。

さて、明日から新しい曲に挑戦。ファイッ!

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