樹木希林さん出演映画作品『ツナグ』の名言

樹木希林さんが出演されている映画をみよう第2弾で『ツナグ』を観ました。

内容はこちらを↓

内容よりもエンドロール前に樹木希林さんの声で朗読されたセリフに心奪われました。

ドイツ人の神父 ヘルマン・ホイヴェルス氏の詩「最上のわざ」(ホイヴェルス随想選書『人生の秋に』より)

樹木希林さんのアイディアで映画に取り入れられたとのこと。

最近、介護施設の演奏で終始ニコニコされている入居者の方をみて感じることがあり、話していたことが詰まっていました。

あまりにも深く素晴らしい言葉だったので、紹介と自分への記録として残しておきます。

「最上のわざ」  (引用『人生の秋に』)

この世の最上のわざは何?

楽しい心で年をとり、

働きたいけれども休み、

しゃべりたいけれども黙り、

失望しそうなときに希望し、

従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、

ねたまず、

人のために働くよりも、

謙虚に人の世話になり、

弱って、もはや人のために役だたずとも、

親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、

古びた心に、

これで最後のみがきをかける。

まことのふるさとへ行くために。


 

誰かのお世話になる歳になった時に出来ること。

怒ったりイライラしたりせず、笑顔で柔らかい人間であれば、感謝を言葉にできる人間であれば、それだけで周りを幸せにするんだなぁと。

そういう人間でいたいものです。

心に留めておきたい言葉、良い言葉に出会うと幸せな気持ちになりますね。

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