大人といってもえらいわけではない。
子どもといっても何もわかっていないわけではない。
空気も読むし、わかっていないフリもする。
それがわかってじっくり話をすると楽しい。
大学生ぐらいになると対等に色んな話が出来てまた違う楽しさがあります。
絵を描いたり、役を演じたり、演奏したりと作品を作る側に通ずる話で盛り上がったり。
できればいつも楽しく幸せでいたいものですが、楽しいだけじゃ、いい作品も深みも出てこない。
学生の生徒さんには、負けることから学ぶこと、失敗も悔しさも、それをどうバネにしていくかが大事で、今いる世界が物凄く狭いということ、世界は広いということ、空間、間、の大切さ、息の抜き方、音楽と音楽以外の話をよくしますが、私も学生の頃色々考える時期があったなぁと懐かしくなります。
当の本人達にとっては今後の人生の選択は一大事ですから、もちろん本気で相談には乗りますが、一度も正社員として働いたことのない私達夫婦にとって、目の前のことを何でも自分のためになると一生懸命やってれば、人生どうとでもなるよ!と言いたいのです^^
夢なんてなくてもそれが出来てたら天職となるし、道も開ける。
「スタジオを作って独立するって夢だったんですか?」
とよく聞かれますが、そんなこと、微塵も思っていなかったし、未来に夫が三味線を弾いて先生をしているなんてことも微塵も想像できなかったわけで。
ただ、一生懸命やってきたらここにいただけです、と答えています。
今出逢っている小学生や学生さん達がこの先行き詰まった時に、私達を思い出して、何とかなるかと思ってくれたらいいなぁとそんなことを思った11/11ポッキーの日。