気まぐれ採譜の基礎講座①

日々、音源をきいて耳コピーで採譜をすることが多いですが、採譜の基礎は音楽高校で学び、後は実践。

音楽の道に進む人が必ず勉強する聴音。

聴音はメロディを聴いて譜面に書くことですがこれを「譜面におこす」と言います。

譜面におこす=採譜

採譜で間違いやすいのが、棒の向き。

音符は簡単に言えば「たま」と「ぼう」と「はた」と呼ばれるもので出来ております。

(「はた」は8分音符や16分音符のみです)

楽譜をみるとこの「ぼう」が時々下を向いていますよね?

これはどういう基準で上下を決めているか知っていますか?^^

まず先に五線譜の線の名前から。

なるべく五線譜からはみ出さないように、というところで第三線が基準!

第三線上に書かれる「シ」の音から低い音は「ぼう」は上向き(「たま」の右端に上からスッと書く)

(シにおいては単体では下。)

「シ」の音より高い音は「ぼう」は下向き(「たま」の左端から下にスッと書く)

そして長さはその音のだいたい1オクターブ上、1オクターブ下の同じ音あたりまでとなります。

聴音のレッスンでよくアドバイスするのは連符の場合の「ぼう」の向き。

これは2つ、3つの連符の音のうち、第三線から遠い音符の「ぼう」の向きを優先にすること。

例えば

かなり雑ですが、お気にせず^^

シより遠いのは?

右側のソ。

ソは単体では「ぼう」の向きは?

上。

ということは↓

ちょっとした基礎的なことですが、どっち?と意外に悩んでいる人がいるので書いてみました^^

ちなみにヘ音記号も同じで第三線基準です。

ご参考までに♪

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