日々、音源をきいて耳コピーで採譜をすることが多いですが、採譜の基礎は音楽高校で学び、後は実践。
音楽の道に進む人が必ず勉強する聴音。
聴音はメロディを聴いて譜面に書くことですがこれを「譜面におこす」と言います。
譜面におこす=採譜
採譜で間違いやすいのが、棒の向き。
音符は簡単に言えば「たま」と「ぼう」と「はた」と呼ばれるもので出来ております。
(「はた」は8分音符や16分音符のみです)
楽譜をみるとこの「ぼう」が時々下を向いていますよね?
これはどういう基準で上下を決めているか知っていますか?^^
まず先に五線譜の線の名前から。
なるべく五線譜からはみ出さないように、というところで第三線が基準!
第三線上に書かれる「シ」の音から低い音は「ぼう」は上向き(「たま」の右端に上からスッと書く)
(シにおいては単体では下。)
「シ」の音より高い音は「ぼう」は下向き(「たま」の左端から下にスッと書く)
そして長さはその音のだいたい1オクターブ上、1オクターブ下の同じ音あたりまでとなります。
聴音のレッスンでよくアドバイスするのは連符の場合の「ぼう」の向き。
これは2つ、3つの連符の音のうち、第三線から遠い音符の「ぼう」の向きを優先にすること。
例えば
かなり雑ですが、お気にせず^^
シより遠いのは?
右側のソ。
ソは単体では「ぼう」の向きは?
上。
ということは↓
ちょっとした基礎的なことですが、どっち?と意外に悩んでいる人がいるので書いてみました^^
ちなみにヘ音記号も同じで第三線基準です。
ご参考までに♪