苦労の代償は思いやりと優しさ

和歌山には10年前からお世話になっている恩人が何人かいますが、そのうちのお一人が、津軽三味線教室として部屋を貸して下さっているレストランカフェ「デサフィナード」のオーナー 木下晴夫さん。

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ここまで道を切り開けたのはオーナーのおかげでもあります。

人間は私利私慾、自分の損得を考えて動いてしまうところがありますが、オーナーには全くそれを感じない。

むしろ、何でそこまで、というほど弱い立場の人や行き詰まってる人に手を差し伸べて下さる。

すべてを話されませんが、これまでの経歴からかなり苦労されてきた方と感じます。

苦労して這い上がって来られた方は、自分が経験していない分野でも、基本は同じ。

色んな世界をみて経験している分、想像力が豊かで思いやりに溢れ、とにかく心理的なケアも含めフォローして下さる。

新しい世界で、一歩踏み出した私たちに

「焦ってもええことない。気楽にいきや」

と優しい言葉をかけて下さり、ちょっとだけ涙が出そうになりました。

苦労は出来るだけしたくないと言う人もいますが、苦労することは悪いことばかりではない。

むしろオーナーのようなあったかい人間になれるならカモン苦労!と思う今日この頃。

周りに素敵な人生の先輩がどれだけいるか、これはもちろん自分が引き寄せるご縁ではありますが、生きていく中で凄く大事なこと。

自分も子供らからみてもこうなりたいと思える大人でありたいものです。

さぁ、6月もあと3日。

体調崩しやすい季節。気をつけて乗り切りましょう。

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