レッスンでポジティブなマインドコントロール

ピアノレッスンでは弾き歌いをレッスンする場合、コードの勉強からアレンジまで一緒に段階をおって行います。

どう弾いたらカッコよく聞こえるのか、なぜカッコイイと感じるのか。

理由は必ずあって、それをアレンジの勉強の中で伝授します。

そして、ある程度仕上がってきた時に生徒さんの演奏を生徒さんのスマホで動画に残します。

もちろん生徒さんは緊張して最初は間違えます^^

削除して、はい、もう一回!

これをテンポよく出来るまで続けます。

ノーミスでやり切ったら、はい、カット!でOKをだし一緒にその演奏動画を見ます。

生徒さんは最初にカッコイイ!と言っていた私の弾き歌いアレンジ伴奏を自分が弾けていることに驚きながら喜び、自信がつきます。

この場合、大事なのは出来た動画を残すこと。

演奏ってメンタルの面もかなり大きく、出来ないと思い込むのなんて簡単。

出来た動画を残すことはポジティブなマインドコントロール。

あとは動画を撮る=本番の緊張感体験

録画、録音は本番のような気持ちになるので緊張感に慣れたい人にもgoodです。

クラシックは逆にメンタルより部分練習をしっかり行なって、録画、録音の目的は自分の出来ていないところ、修正したい箇所を探るため。

レッスンの内容によって、同じ行為でも意味が違い、生徒さんによって何が必要かを常に見極めることが大切ですね。

レッスンはある意味カウンセリング

弾き歌いレッスンをするのはだいたいは大人の生徒さんですが、先日動画を撮った生徒さんに喜びの声を頂きました。

「今まで生きてきて、ピアノに限らず、出来ないと思っていたことをこうやって強引に引っ張っていってもらって出来たのは初めての経験で嬉しかった」と。

実際はやってみたいけど、自分には無理、出来ないとすぐに口にだしてしまうこと、ありますね。

周りはそれを鵜呑みにして気を使って、じゃぁ違うのをやろうかと回避してきたようで。

失敗してもすぐ切り替えてスパルタのように出来るまでやり続ける。

この経験が新鮮で嬉しかったと言われ、「私には〇〇さんがやれば出来るってわかっていたんで^^」とお伝えしました。

どんなことでも大人になって小さい成功体験を積み重ね、自信をつけることって、とっても素敵なこと。

ある意味、俺を信じてついてこい!的な昭和の男気レッスンです笑

時にはレッスンも愛をもって強引に^^です。

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