クリーニングに出していた着物を取りに夕方スタジオを出て表町へ。
桃太郎通りを歩きながらふと目をやると、スーツ姿の男性が両手に小さな白いかたまりをのせ車道を歩いており、路肩の安全な場所にそれを置き、信号待ちで止まっている車の運転席に戻って青信号で去って行った。
置いている時にその横を歩いていたおじいさんがびっくりしてそれを眺めていて。
もしかして、とざわざわして近づくと子猫が横たわっており、明らかに息をしていない😢
想像ですが、そっと安全な場所に移動した男性が子猫を轢いたのではなく、事故にあった子猫を見つけて咄嗟の行動で移動させたように感じました。
私にそれが出来るだろうか。
ショックな光景と悲しみとこんな時どうしたらいいんだろうと検索して、道路緊急ダイヤルの#9910に電話。
なかなか繋がらず、何度も掛け直しやっと繋がり、場所と状況を説明。
対応して下さった女性の声がとても柔らかく、ゆっくりと丁寧な対応で私も少し救われました。
その後用事を済ませて1時間弱で現場に戻ったらもう引き取られており、手を合わせて帰宅。
亡くなっていた子猫は櫻根座のスタジオにぶつかってきた時の座長さんと同じくらいの大きさの子猫で、切なさが倍増してしまい😢
車って本当に怖い物体だということ、野良猫にとってこの世界はとても生きづらいだろうなということ、座長さんを保護して本当に良かったということを話しながら、座長さんと戯れた夜。
どうか元気で長生きしてね🐈
緊急ダイヤル#9910は高速道路や市道県道に物が落ちていたり、道路に危ない箇所を見つけた時にも対応してくれます。(24時間通話無料)
もう今回のようなことで掛けたくはないですが、覚えておこう。